森永アロエヨーグルトで使用しているアロエベラの原産地は、南国タイ。厳選された農家で栽培され、日光をさんさんと浴びて育った葉肉の厚いアロエベラを収穫しています。
アロエベラは天然の素材のため、それぞれの葉に個性があります。収穫から加工にかけて厳しい選定を行い、一定の品質が保証された素材を使用しています。
収穫されたアロエベラは、鮮度を保つために現地タイで加工し、日本に輸入されます。タイの加工工場は、世界最大規模のアロエ工場。森永アロエヨーグルトの主要商品で使用するアロエベラのみを専用で加工しています。日本に輸入されたあとも、大切にしているのは「アロエの鮮度、みずみずしさ、独特の歯ごたえ」。日本で南国果実の風味をプラスしています。収穫したての輝くばかりにみずみずしいアロエの鮮度を逃さず、常に安定した品質が確保された原料を使用するために、日々努力をしています。
大きな葉が特徴の、約600種類あるといわれるアロエの一種です。透明な葉肉は苦味がないため、食用にも利用されています。ユリ科アロエ属の常緑多年草で、学名は'Aloe barbadensis M. '。英名は' Aloe vera 'です。
アロエベラのベラとは、ラテン語で「真実」という言葉で、アロエベラは「真実のアロエ」という意味があります。アラビア半島南部、北アフリカ地中海沿岸やアフリカ西部諸島が原産だと考えられています。古くから日本の家庭では寒さに強いキダチアロエが多く栽培されていますが、世界的には温暖な気候を好み大きく成長するアロエベラが一般的です。
ヨーグルトの味の決め手は、乳原料と乳酸菌です。森永アロエヨーグルトでは良質な乳原料と選び抜かれた乳酸菌を使用し、酸味の少ない、なめらかでコクのあるヨーグルトに仕上げています。このヨーグルトは発酵臭が控えめで、森永アロエヨーグルトの爽やかな風味をより一層引き立てます。また、このヨーグルトをアロエ葉肉が均一に混ざる適度なやわらかさに仕上げることで、ヨーグルトとアロエの一体感を実現しているのです。
おいしくて安全な商品をお客さまのもとへお届けできるよう、厳正な管理体制のもと製造されています。森永アロエヨーグルトでは性質の異なる数種類の乳酸菌を使用しています。それぞれの乳酸菌の特徴を最大限に引き出すために、温度制御など細やかな生産工程の管理にこだわっています。ヨーグルトは乳酸菌の活性、季節変化、製造ラインにより微細な差が生じる非常にデリケートなものなので、この工程の管理はとても重要なのです。
森永アロエヨーグルトで使用するすべての原材料は、製造工場でトリプルチェック(三重の受け入れ検査)を行っています。
それは、①受入一次検査:原材料の受入を決める検査、②受入二次検査:原材料の使用を決める検査、③受入三次検査:原材料の使用前使用中に実施する検査。
安全で品質の良い原材料を使用するための体制を整えています。また、工程ごとに味、香りの検査を行うことで出来あがりのおいしさを保つようにしています。品質管理室での微生物検査、理化学検査など詳細なチェックを乗りこえて、お客さまのもとへおいしくて安全な森永アロエヨーグルトをお届けできているのです。
商品を開けるときにヨーグルトが飛び散ってしまう。フタの裏に必ずヨーグルトがついていて、気になる。森永アロエヨーグルトではカスタマーフレンドリーをめざして、フタの裏にヨーグルトがつかない「撥水加工*」を施しています。
この撥水加工を施すことで、これまでフタの裏についていたヨーグルトの塊が製品から分離されないので、お客さまにお召し上がりいただくときもコクのあるヨーグルトをお届けすることができているのです。*「TOYAL LOTUS ® 」東洋アルミニウム株式会社と森永乳業株式会社が共同で製品化に取り組んだ、撥水性機能を有する包装材料です。蓮の葉の構造に着目しました。